金澤岳(2014年)
矢板中央高等学校
千葉ロッテマリーンズ (2003~2018)
■成績 .299 1本 5点
■主な記録
なし
縁の下で支えるバランス型捕手
打撃面と守備面のバランスが良い捕手。
2002年のドラフト会議にて6位氏名で千葉ロッテマリーンズに入団。
2007年に打撃での活躍で2軍のレギュラーを勝ち取って以降は
1軍に呼ばれる事も多かったのだが、
里崎智也氏や田中雅彦氏、更には後に入団してくる江村直也氏などから
スタメン捕手の座を奪う事が出来ずにいた。
しかし2014年に打撃面から好調から一塁でのスタメン出場を
何試合か勝ち取ると7月にはプロ初ホームランを記録。
最終的に42試合の出場となったが、打率.299と3割に迫る数字を記録。
来年への飛躍が期待されたが、翌年以降はその打撃が湿り、
主に第二捕手として吉田裕太氏や田村龍弘の不調時に出場。
しかしそれも徐々に減っていき2018年に現役引退。
引退後はロッテのバッテリーコーチと現在もチームに在籍している。
■特能等解説
対左投手F
対右投手打率.316、対左投手打率.125。
打数的にほぼ右投手専用としての起用が多かった感じが見られる。
チャンスE
得点圏打率.238。
打率は高いシーズンであったがチャンスでは弱め。
■備考
金澤に関しての深い内容は当記事より07年のみとはなりますが、
データ氏の記事がかなり詳しく書いてるのでこちらをご覧下さい。
まさか金澤の記事が他にあるとは…
しかし読んでると守備面での評価も高かったらしいですが、
絶対的捕手であった里崎という壁の厚さと
里崎引退後は江村や吉田や田村の捕手としての能力の高さの前には
もう少し打撃が良ければ選手として活路もあったのかなと
ぼんやりながら思いました。