高木守道（1974年）
岐阜県立岐阜商業高等学校
中日ドラゴンズ (1960～1980)
■成績 .276 15本 47点
■主な記録
盗塁王 3回（1963年、1965年、1973年）
ベストナイン7回（二塁手部門 1963～1967年、1974年、1977年）
ダイヤモンドグラブ賞 3回 （二塁手部門 1974年、1977年、1979年）
日本シリーズ敢闘賞 1回 （1974年）
野球殿堂競技者表彰（2006年）
プロ入り前から完成された守備と言われ
60年に中日ドラゴンズに入団。
3年目の62年から守備固めとして1軍に台頭し、
更に半田春夫氏から学んだバックトスにより
守備力に更に磨きがかかり、半田退団後の63年から
二塁手のレギュラーとなった。
以後勝負強いと評された打撃や盗塁王を獲得できる走力
そして完成されつくした守備力を武器にドラゴンズの中軸として活躍。
81年に現役引退。引退後即中日の守備コーチに就任。
しかし成績不良により監督であった山内一弘氏が
途中解任されて高木が代理監督に就任。
しかしチームの成績を上げる事は出来ずそのまま退任。
以後解説者として活躍してしつつ91年と2011年に2度
中日の監督に就任。しかしここ一番の勝負での弱さが目立ち
リーグ優勝することは出来なかった。
2度目の監督退任後は高齢もあって
精力的には活動しなかったが、少年野球の指導に熱心であった。
2020年に急性心不全のため死去。
■特能等解説
サヨナラ男、逆境
6月のサヨナラ打や10月の同点タイムリーなど
大事な場面での勝負強さが目立つ。
守備職人
エピソードや成績から金特である魔術師を採用する方もいるが
個人的には魔術師はその名前から
外野手のイメージが強いのでこっちに。
対左投手B
対右投手打率.269、対左投手打率.327
