中河美芳(1939年)
鳥取県立鳥取第一中学校(旧制)→関西大学(旧制)(中退)
後楽園イーグルス、イーグルス、黒鷲軍 (1937~1941)
■成績 防御率1.64 6勝6敗 打率.282 0本 26点
■主な記録
野球殿堂特別表彰(1986年)
東西対抗戦出場 3回(1938年、1940年~1941年)
タコの中河
劣悪な環境であった戦前の職業野球の中で
抜群の捕球能力を持っていた伝説の選手。
甲子園に2度出場し旧制関西大学で野球を続けるも
父親の死をキッカケに生活費を稼ぐために大学を中退。
その後、当時発足したばかりの職業野球チームの後楽園イーグルスへ入団した。
入団当時の評価は低かったものの層の薄いチームにあって
みるみると頭角を現し、1年目から投打の中心として活躍。
更に守備面での評価も高く、
どんな球にも吸い付くように捕球する姿はタコ足と呼ばれ、
パシフィック・リーグ広報部長を務めた伊東一雄氏はMLBを含めても
中河の守備が一番うまかったと評するほどの守備力であった。
しかしその活躍と兵役延長のために大学に籍を置いてた事で
憲兵隊にマークされ、シーズン途中で一時離脱することもあり、
遂に41年のシーズン終了後、志願兵へとして応召される事となり
44年にルソン島沖で戦死。東京ドーム敷地内にある鎮魂の碑に
沢村栄治らと共に彼の名前が刻まれることとなった。
■特能等解説
スローボール
デフォの超スローボールだと少し意味合いが違ってそうだったので、
オリ変で対応。以前作った金子千尋のチェンジオブペースの
別案として頂いた意見から調整して作りました。
投打躍動
二刀流というよりは野手が投手も
上手くやってる感じがしたので今回はなし。
窮地◯
粘り強い打撃らしいのだが、四球を選べてる訳でもなく
三振率は平均より少し上程度なので
こちらを採用しようかなと考えたが、
そもそも早打ち寄りの選手なので見送り。
低め○
コントロールがウリであったらしいけど
四死球率は平均くらい。なのでそれっぽい特能で補正。
一応暴投や死球は少なめではあるのかなと。
人気者
当時の人気度がイマイチ分からなかったので入れなかったが、
短いキャリアの中で東西対抗戦で3回も出てれば入れてもよかったかも。